メタルセラミック
当ラボでは、今までの貴金属にセラミックを焼き付ける方法でなく、
コバルトクロム合金にセラミックを焼き付ける方法を推奨しております。
コバルトクロム合金の使用により大幅に金属代を抑えられる事ができるのと、
優れた生体親和性でヨーロッパではメタルセラミックの主流となっております。
貴金属に代わり今、世界中で注目・使用されているコバルトクロム合金。
「ウィロボンド280」
独立した第三者認証機関による生体適合試験実施済み。
埋没材は防湿庫で湿度を一定に管理し、専用液はワインセラーにて温度を一定に保って管理しています。
年間通して一定に湿度・温度をコントロールすることで安定した埋没材の「膨張」が得られます。
埋没材の「膨張」は埋没材の「練和具合」で決まります。
Renfert(ドイツ)のツイスターエボリューションのミキシングカップの羽は、
練和物を下から上へ竜巻の様に練り上げます。
埋没材の「練和具合」で「適合」が決まると言っても過言ではありません。
Heraeus Kulzer ヘラキャストIQ(ドイツ)は融解する金属の融点(溶ける温度)と量を入力すると、
融解時間を自動で計算する「自分で考える」高周波鋳造機です。
金属の融点と量に合わせた最適な「高周波」で融解する為、
オーバーヒートを起すことなく短時間で精度の高いメタルフレームが鋳造できます。
埋没材の湿度・専用液の温度・埋没材の粉水比、
十分な真空練和・適切なWAXの焼却・正確な鋳造、
これらの積み重ねで適合の良いメタルフレームができます。